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陶淵明壮年期の詩 |
・ 始作鎮軍參軍經曲阿作 ・ 庚子歳五月中從都還阻風于規林 ・ 辛丑歳七月赴假還江陵夜行塗口 ・ 和郭主簿 ・ 癸卯歳始春懷古田舍 ・ 榮木:陶淵明不惑の思い ・ 連雨獨飮 ・ 乙巳歳三月爲建威參軍使都經錢溪 陶淵明は、29歳の頃江州祭酒となったのを始めにして、断続的にいくつかの職についている。、そして義煕元年(405)41歳のとき、彭沢県令になったのを最後に、公職を退いて二度と仕官することはなかった。 この10年あまりの期間に、鎮軍參軍の職に就いたり、建威參軍になったりしている。時はあたかも、晋から宋へと権力が交代せんとする時代であった。このきわめて政治的な雰囲気の中で、陶淵明は役人務めの傍ら、いくつかの優れた詩を残している。 ここでは、陶淵明の壮年期というべきこの期間の作品数点を取り上げ、鑑賞してみたい。 |
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作者:壺齋散人(引地博信) All Rights Reserved (C) 2007 |